話題のバルミューダのトースター！サイズは？おすすめレシピは？口コミも紹介

トースターといえば象印やアイリスオーヤマ、ニトリからも展開されていますが、今最も注目を集めているのがバルミューダの高級トースター”BALMUDA The Toaster”です。

2万円を超える高価格ですが、外はサクサク中はしっとりもちもちの絶品トーストを作れるとSNSを中心に話題になっています。トースト以外のレシピにも活用できて、クロワッサンやロールパン、グラタンやクッキー・焼きプリンもつくれます。

そこで今回は、バルミューダのトースターの口コミや商品特徴、レシピからお手入れ方法まで徹底的にご紹介していきます！

バルミューダトースターの特別な美味しさの秘密は以下の3つにあります。

• スチームでパンの表面を覆い、水分を閉じ込めてふっくらもちもちに
• 表面にこんがりとした焼き目がつくよう焼き上げ
• ちょうどいい焦げ目がつくよう温度調節

この技術により、誰が焼いても簡単に外はサクサク、中はふっくらした食感を味わえます。

トーストモードではパンの表面にちょうどいい焼き目がつく温度で焼き上げます。トーストだけでなく、ベーグルやイングリッシュマフィンをこんがり焼く際にも、このトーストモードを使えます。

チーズトーストモードも表面にこんがりとした焼き色が付く温度でパンを焼き上げますが、上火が強い設定になっており、チーズだけでなく野菜や果物の具材をトーストにのせた調理に使えます。もちろんピザトーストなど、こだわりのトースト作りに最適なモードです。

フランスパンモードの特徴は焦げ目を付けずにパンの中までしっかり温める点です。フランスパンの他に、あんぱん・コッペパン・マフィンなど、表面を焦がすことなくパンを温めたい時に最適です。中までふっくら温まるので、焼き立てのような味わいを楽しめます。

クロワッサンモードを使うと表面がサクッとした仕上がりになります。スコーンやアップルパイなど、食感をカリッとさせるのに適しています。その他にもクッキー・ロールパン・カレーパンの温めなおしにも向いています。

ここからはトースターを選ぶ上で、前提知識を解説します。編集部では実際にトースターを購入した320名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• トースターの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心してトースターを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

たった2つのチェックを怠ると失敗する確率がグッと上がります。

その2つのポイントとは、

①トースターのタイプ

②加熱方式

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• バルミューダのトースターはとにかく美味しいパンを焼きたい方におすすめ
• 4枚焼きならバルミューダ以外のメーカーを検討する

これが大きく失敗しないトースター選びの最初のステップです。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

トースターはタイプ選びで、使用用途や価格帯が変わります。

トースターは大きく分けて、

ポップアップトースター

オーブントースター

の2種類です。

2つの違いを簡単に説明すると、以下の通りです。

• ポップアップトースター
  ・4,000円を切るものが多く、奥行きが狭くてコンパクト
  ・シンプルなトースト機能のみ
• オーブントースター
  ・4,000円未満〜2万円を超えるものまで価格帯が広い
  ・トッピングありのトーストやお惣菜の温めもできる

しかし、バルミューダのトースターはオーブントースタータイプしかありません。置き場所に余裕がない方やポップアップトースターが欲しい方は、他のメーカーのものを検討しましょう。

バルミューダのトースターはすべで2枚焼きです。

以下は、2枚焼きと4枚焼きの特徴を比較したものです。

• 2枚焼き（一人暮らし〜2人暮らし向け）
  最も主流。3人以上でも朝食を食べる時間が異なるなら問題なし
  オーブントースターの場合、奥行きは30cm未満が多い
• 4枚焼き（3人以上）
  ピザやグラタン皿などオーブン調理も余裕を持って使える
  奥行きは35cmを超えるものが多い

このように、パンだけでなく他の調理にも使いたい方は、他のメーカーのトースターを検討しましょう。

トースターの配置は

左右・背面に4.5cm・天井まで10cm以上

の放熱スペースが必要です。

事前に配置スペースから購入できる外寸を確認しておきましょう。

ただし、高さが25cm未満のオーブントースターは庫内の高さも低く、厚みのあるトーストにトッピングすると天井に汚れがつきやすかったり、天井に手が触れやすく火傷の原因にもなったりするため、

25cm＋10cmの高さ35cm以上の配置スペースの確保がおすすめです。

上記表の通り、トースターの加熱方式はそのまま価格に直結します。

しかし、バルミューダのトースターはヒーター/スチーム 方式のみなので、ここではほかの加熱方式は割愛し、スチーム 方式について解説します。

スチーム機能はヒーターの熱でパンの水分が蒸発するを抑えてもっちり仕上げるのが目的ですが、最近では新発売機種は減りつつあります。

スチームを使うと庫内の温度が上がりすぎないため、焦げ目がつかない温度でのお惣菜や揚げ物の温め直しにも活用できます。

スチーム式トースターの特徴

もっとも、「使うたびに給水作業が必要・多少時間がかかる」ため、面倒になって使わなくなったとの声もあります。ご自分に合っているかご検討の上で選択してください。

バルミューダのトースターはスチーム機能が搭載されているため、「給水パイプ」「ボイラーカバー」などのパーツが増えます。これにより、他メーカーのトースターよりもややお手入れが面倒と言われています。

なお、お手入れのしやすいトースターを選ぶ要素としては、

• 網が外せる
• パンくずトレーが引き出せる
• スチーム管など余計なパーツがない

これらですが、極端な格安トースター以外はほぼ搭載している機能です。

象印のトースターは扉が外せるトースターを生産していますが、それ以外のお手入れのしやすさはほぼ同じと言えます。

象印のトースター以外はお手入れに関してほぼ同じ…と身も蓋もない回答をしましたが、トースターに関しては「使い方」「お手入れ頻度」が掃除しやすさに直結します。

掃除が楽になる使い方とは？

1. チーズやバターにケチャップマヨネーズなどを使うときは必ずアルミホイルを敷く。
   ▶︎庫内に落ちると焦げ付きの原因に
   
   
2. 庫内天井につかない高さを守る
   ▶︎天井は非常に掃除しにくい！

掃除が楽になるお手入れ頻度とは？

1. 汚れた場所だけをちょこちょこ掃除。
   ▶︎面倒な掃除までは不要。さっと拭いてこびりつきを防止

実はトースター庫内の汚れのほとんどが、チーズやソースといった油分の「焦げ付き」です。食パンの加熱だけなら、パンクズ以外は出ません。

焦げ付きに加熱を繰り返すことでしつこい汚れとなる前に、さっと掃除をする習慣をつけてください。これがお手入れを楽にする手段です。

バルミューダのトースターは、通常モデル・プロモデル共通で「トーストモード・チーズトーストモード・フランスパンモード・クロワッサンモード・クラシックモード」の5モードが搭載されています。焼き上げるパンに合わせていずれかのモードを選ぶと温度は自動制御されるため、面倒な設定は不要です。

ムラなくトーストするための温度制御機能は、商品ランクによって違いがあります。

• 1万円以下のトースター
  ・庫内の壁面加工で熱反射率を高める…ディンプル加工など
  ・1〜2枚焼き/3〜4枚焼きとコースを使い分けて点火ヒーターをずらす
• 1万円以上のトースター
  ・マイコンでヒーター制御をすることで、温度・焼き色調整

お手頃なトースターはコストの面でマイコンを搭載する余地がないため、庫内の加工やヒーターの位置といった物理的な方法で焼きムラを解決します。

トースターの火力は消費電力（W）で表します。1000W程度が一般的で、早く焼けるものをお探しの方には1200Wに対応しているものがおすすめです。

ただし、格安トースターにはこれらの火力調節や温度調節のない機種があります。しかし、トースト以外の用途が少しでもあるなら温度調節できた方が使いやすいでしょう。

バルミューダのトースターは、通常モデル・プロモデル共に170℃・200℃・230℃で調整可能です。さらに、プロモデルには上火を強める「サラマンダーモード」が搭載されているので、より高火力で調理したい場合はプロモデルがおすすめです。

ちなみに、温度調節が必要になるのはトースターや餅ではありません。頻度の高いのは以下のようなもの。

※トーストは一番高火力でOK

トーストしかしないなら温度調節機能は不要ですが、それ以外に利用するなら必要な機能です。

トースターでレシピ調理をするなら、10〜20℃刻みで温度調節ができるものがおすすめです。

トースターのデザインは気に入ったものなら気にしなくて大丈夫…と言いたいところですが、キッチンの色やキッチン家電との兼ね合いは、考慮しておくと後悔が少ないです。

デザイン性を重視して選ぶなら、バルミューダやアラジン、ブルーノやデロンギなどのメーカーがスタイリッシュで人気です。

トースターは比較的機能が単純な分壊れにくいため、電化製品の寿命である10年はもつ商品が多いです。そのため、そう頻繁には買い換えません。だからこそ、キッチンに置いて違和感のある色味は避けたいところです。

以下の記事ではおしゃれなトースターを紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。

調理モード・オートメニューは高級機に搭載されることが多いですが、気にしなくてよかったと感じている人が多いです。

『調理メニュー』はトースターで調理をする機能で、比較的高級機に搭載されます。しかし、トースターの調理メニューや付録レシピを使用する人の割合は少ないです。最近は調理家電も増えており、トースターでわざわざ調理する理由は薄いでしょう。

『オートメニュー』は火力・時間設置済でワンタッチで加熱スタートする機能。たとえば「トースト」ボタンを押すだけでスタートします。しかし、実際問題は「つまみを3分に合わすだけ」でスタートするため、元々手間は少ないです。

そのため、特別調理モードやオートメニューを重視する、という選び方は推奨しません。欲しい機種に搭載されていたから使う、程度の考え方で十分です。

トースターの操作性は高級機以外はどれも同じです。火力を合わせた上で、加熱時間のつまみを回します。

トースターの前面に必ず、目ぼしいパンやピザ・グラタンの火力と加熱時間の記載があるため、迷うことはまずありません。

ただし、高級機になると液晶画面表示になり、中にはロータリースイッチを採用するタイプもあります。問題となるのはご年配の方が使う時で、使い慣れた操作からかけ離れると使いにくいと感じる場合もあります。

トースター選びでタイマー機能は気にする必要はありません。

機種によっては30分タイマーを採用している場合もありますが、実際にトースターを30分稼働させる事態は稀です。そのため、特に選び方の要素として重要視する理由はありません。

「バルミューダのトースターで他にどんな調理ができるの？」調理を楽しんでいるという口コミもたくさん見られます。トースターを使いこなしていろんなレシピに挑戦すると、料理の幅も広がります。簡単に作れるレシピをご紹介します。

グラタンの簡単レシピ（2人分）をご紹介します。具材はマカロニ・玉ねぎ・キノコ類・鶏肉などお好みのものを用意し、食べやすい大きさにカット、マカロニは茹でて下準備をしておきます。

• お好みの具材を油をひいたフライパンで炒めます。
• 具材が炒まったら、小麦粉大さじ2を全体にふりかけ、バター5gも加えて弱火にします。
• 牛乳400mlを混ぜながら3回程度に分けて投入します。
• とろみが出てきたら塩こしょうで味を整え、茹でておいたマカロニを加えます。
• 耐熱皿に移し、ピザ用チーズをふりかけます。
• バルミューダトースターにセットし、クラシックモードの230度設定で焦げ目を見ながら5〜7分焼きます。出来上がりです。

次に簡単な焼きプリンのレシピ（約2個分）です。

• ボウルに卵1個、牛乳180ml、砂糖大さじ3とバニラエッセンス少々を混ぜます。
• 耐熱皿に移し、琺瑯など耐熱性のバットに並べます。
• バット1〜2cm程度のお湯をはります。
• バルミューダトースターにバットのままセットし、クラシックモードの170度に設定、15分ほど焼きます。予熱を利用して10分ほど放置します。
• 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成です。

トースターで簡単にできるクッキーのレシピです。

• バター30gを清潔な袋に入れ、なめらかになるまで手で良く揉みます。
• 次に砂糖23gをバターに加え、なめらかになるまで混ぜ合わせます。
• 最後に小麦粉60gを混ぜ入れ、全体に馴染んでしっとりするまで揉みます。
• しっとり一つにまとまったら、ざっくり包丁でクッキーサイズに切り分けアルミホイルの上に並べます。
• バルミューダトースターの鉄板の上にセットし、クラシックモードの200度設定で約3分焼きます。焼き色が足りないようであればさらに1分ほど焼いてください。

一般的なトースターと同じようにパンを庫内にセットしたら、トースター上部の給水口に5ccの水を注ぐだけで簡単に美味しいトーストが焼けます。

モードを選択し、トースターの右側にあるダイヤルで時間を設定すれば、あとは焼き上がりを待つだけです。パンではなく調理に使いたい場合は、水をセットせずにクラシックモードでお好みの温度を設定し、ダイヤルを回して完了です。

庫内にパンくずや汚れがたまると、発火や、焼きムラの原因になります。取扱説明書通りにこまめに掃除・お手入れするようにしましょう。トースター底部にあるパンくずトレイは毎回使用後に取り外し、パンくずを取り除きます。

焼きアミ、ボイラーカバー、給水パイプ、パンくずトレイはパーツを取り外しで水洗いできます。汚れが気になる際は食器用洗剤で洗いましょう。本体や庫内の掃除は、食器用洗剤を染み込ませた柔らかい布を固くしぼって拭きます。最後に水拭きして、乾かしましょう。

バルミューダのトースターで焼き上げると、食パンが見違える美味しさに！その美味しさの秘密を見てきました。これで毎日の朝食がもっと楽しみになります。実際に使った方々の口コミも参考に、お気に入りのカラーのバルミューダトースターを選んで美味しい毎日を過ごしましょう。