【2023最新】ポップアップトースターのおすすめランキング｜おしゃれなデザインでインテリアにも

ポップアップトースターはパンを焼くことに特化したキッチン家電です。オーブントースターで焼くよりも表面はパリッと、中はもっちりと美味しく焼き上がります。焼き上がりまでの時間も短く、忙しい朝にピッタリです。

ニトリや無印といった日本製から、デロンギやティファールなど海外製まで種類が豊富です。パンを焼くという基本的な機能に加えて、冷凍パンが焼けたり焼き色を調節したりという機能を搭載したものまで種類が多く、選びきれないと悩む方も多いのでは？

この記事ではポップアップトースターの選び方とおすすめ商品を紹介しています。ポップアップトースター選びに迷ったときは、この記事で紹介する選び方を参考にしてください。

ポップアップトースターの最大のメリットは、トーストが美味しく焼き上がることです。焼き上がりまでに時間がかかるとパンに含まれる水分が多く蒸発してしまうため、パサパサになってしまいがちです。

ポップアップトースターは、熱源とパンが近く1～2分と短い時間で焼き上げるため、パンに含まれる水分の蒸発が少なくその分ふっくらと美味しく焼き上がります。パンをセットしてレバーを引き下げるだけなので、忙しい朝にも重宝します。

ポップアップトースターは、オーブントースターに比べるとコンパクトでスリムなデザインがたくさんあります。ほぼ毎朝使う家電ですから、毎回片付けるのではなく出したまま使用したいという方が多いですよね。

置き場所を取るものは、使うたびに出したりしまったりするので面倒に感じてしまいます。その点スリムなポップアップトースターなら、置きっぱなしでも邪魔になりません。コンパクトサイズなら、一人暮らしのキッチンにもスッキリと収納できて使いやすいでしょう。

ポップアップトースターが誕生したのは1955年のこと。当時は手動式と自動式両方の商品が販売されていましたが、現在は自動式の商品が主流です。さらにデザインはレトロな雰囲気を残しつつ、現代風にアレンジしているのでスタイリッシュというのもポイント。

デザイン性を重視してしまうと性能が疎かになりがちですが、見た目と性能の両方をこだわっている商品が多く販売されているので満足度は高いでしょう。デザインにこだわっているおしゃれなトースターについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

ポップアップトースターはトーストに特化しているのが特徴であり、デメリットでもあります。基本的にトーストしか焼けないので、他の目的で使用できないのはデメリットです。トーストが焼ければいいというなら便利ですが、ピザや具材を乗せたアレンジを加えたトーストは焼けません。

具材をたっぷりのせたトーストを焼きたいと思っている方には、オーブントースターがおすすめです。以下の記事では、オーブントースターについて詳しくご紹介しているので、是非参考にしてください。

ポップアップトースターがおすすめなのは、主に下記の条件に当てはまる人です。

1. トーストを美味しく焼きたい
2. おしゃれなトースターが欲しい
3. 焼き時間を短く済ませたい

ポップアップトースターは高熱を活かして短時間で一気に焼き上げるため、純喫茶で出されるトーストのように上質な食感と味わいを堪能できます。しかも焼き時間が短いため、朝の忙しい時間にもぴったりです。

また、キッチンにスリムでスタイリッシュな家電しか置きたくない場合にもおすすめです。

ポップアップトースターの相場はおおよそ3,000～5,000円程度です。トーストの調理に特化したシンプルな商品設計のため、比較的リーズナブルです。

ちなみにポップアップトースターの中にも高級モデルがあり、1万円を超える機種には以下のような特徴があります。

• ベーグル・ワッフル・マフィンなどの調理
• 焼き色の調整
• トーストの高速調理
• あたため機能
  
  …高級機にはこのような付加機能がついてくる！

もちろん基本機能だけで構わなければ、平均相場の機種でも問題ありません。

デロンギは、スタイリッシュでおしゃれなキッチン家電を手掛けるイタリアのブランドです。ポップアップトースターはレトロなデザインが魅力で、シンプル設計から高性能モデルまで選択肢が豊富！用途に合わせて選ぶことができます。

取っ手が取れるフライパンや電気ケトルでおなじみのティファールからは、コンパクトで使い勝手の良いポップアップトースターが販売されています。デザインも機能もシンプルで使いやすいですし、ラック付きなのでロールパンやクロワッサンが食べたいときにおすすめです。

日本製のポップアップトースターが欲しい方には、ツインバードがおすすめです。スリムでスタイリッシュなデザインは、どんなシーンにもマッチします。1スロットのスリムタイプですが、山パンやベーグルも焼けるので、色々なパンを食べたいときにおすすめです。

全体的に価格が安いので、コスパ重視で選びたい方も気軽に購入できます。

無印良品で販売されている「ポップアップトースターMJ-PT6A」は、シンプルなデザインのかわいさで人気を集めています。

コンパクトで場所をとらず、一般的なトースターと比べて丸みを帯びた可愛らしい見た目をしているのが魅力です。

 無印良品のトースターはポップアップトースターの他にも縦型トースター・横型トースターもお取り扱いがあります。気になった方は以下の記事を是非ご覧ください。

ここからはトースターを選ぶ上で、前提知識を解説します。編集部では実際にトースターを購入した320名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• トースターの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心してトースターを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

たった2つのチェックを怠ると失敗する確率がグッと上がります。

その2つのポイントとは、

①トースターのタイプ

②加熱方式

これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 用途がトーストのみでOKか検討を
• パンの厚みと同時焼き枚数を確認
• グラファイトヒーターだと出来上がりが速い

これが大きく失敗しないポップアップトースター選びの最初のステップです。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

ポップアップトースターを購入するにあたっては、「基本的にトーストしか焼けない」ことをあらかじめ理解し、割り切ってください。

一般的にトースターと呼ばれるのは、下記画像のように、「ポップアップトースター」と「オーブントースター」と2タイプあります。

2つの違いを簡単に説明すると、以下の通りです。

• ポップアップトースター
  ・4,000円を切るものが多く、奥行きが狭くてコンパクト
  ・シンプルなトースト機能のみ
• オーブントースター
  ・4,000円未満〜2万円を超えるものまで価格帯が広い
  ・トッピングありのトーストやお惣菜の温めもできる

ポップアップトースターの中には、「ロールパンやクロワッサン対応」と記載のある製品もありますが、機能としては「焼く」ではなく「ヒーターの熱気で温める」というもののため、焦げ目はつきません。

やっぱりオーブントースターも視野に入れたい！という方は、下記記事で詳しく解説しています。

購入するタイプが本当に「ポップアップトースター」で間違い無いなら、以下のポイントをチェックしてください。

• 1枚焼きか2枚焼きか
• パンの厚みの対応(6-8枚切りはほぼ全商品が対応)

この2点が一番大きく使い勝手に関わる要素です。

ポップアップトースターの加熱方式には、「石英管ヒーター」と「遠赤外線系ヒーター(グラファイトなど)」の2種類があります。

※コンベクション式はポップアップトースターには存在しません

編集部の調査では、ほぼ9割のポップアップトースターが石英管ヒーターを採用しています。これは、ガラス管の中の電熱線を熱するタイプで、オーブントースターでも安い商品に幅広く使用される方式です。

一方で、高性能な「グラファイトヒーター」を採用しているポップアップトースターもあります。

メーカー名を名指しで指定することになりますが、日本エー・アイ・シーが展開するブランド「アラジン」のポップアップトースターです。

そのため、加熱方式を見た場合、「遠赤グラファイトでふっくら美味しく」ならアラジン、特にこだわりがないならその他のメーカーとざっくり分けることができます。

ここまでのおさらいをしましょう。トースター選びで失敗しないための重要3つポイントとは、

の2つでした。

【結論】

• 用途がトーストのみでOKか検討を
• パンの厚みと同時焼き枚数を確認
• グラファイトヒーターだと出来上がりが速い

これが失敗しないトースター選びの最初のステップです。

ポップアップトースターのお手入れ要素はパンくずトレーが外せるかどうかです。オーブントースターとは違い、外して洗うようなパーツはほぼありません。

編集部調べでは、発売中のポップアップトースターの8割程度は「外せるパンくずトレー」を採用しています。しかし、残り2割程度は外せない製品もまだあります。

また衛生面の観点でさらに付け足すと、「蓋付き」の製品を選べば、パンの差し込み口から埃が入り込むことがなくおすすめです。

ポップアップトースターには焼き色調整機能のある機種もあります。

焼き色調節機能があれば家族全員の好みが違っても、それぞれに好みの焼き加減に調整できます。好みの食感に焼き上げたいときは、焼き色調節機能があると便利です。

その他、ポップアップトースターにある機能について簡単にまとめます。

この中で、ベーグルの焼き上げや冷凍パン対応は、コース選択で美味しく仕上げる機能です。リフトアップ機能はスロットを手動で上げる機能で、小さめのパンを使う際に助かります。

機能は価格に比例するため、ご自身には何が必要かをご検討ください。

トースターのデザインは気に入ったものなら気にしなくて大丈夫…と言いたいところですが、キッチンの色やキッチン家電との兼ね合いは、考慮しておくと後悔が少ないです。

デザイン性を重視して選ぶなら、バルミューダやアラジン、ブルーノやデロンギなどのメーカーがスタイリッシュで人気です。

トースターは比較的機能が単純な分壊れにくいため、電化製品の寿命である10年はもつ商品が多いです。そのため、そう頻繁には買い換えません。だからこそ、キッチンに置いて違和感のある色味は避けたいところです。

以下の記事ではおしゃれなトースターを紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。

ポップアップトースターは差し込み口付近が大変熱くなります。そのため、火傷や火災に注意しなければなりません。

具体的には、

• 取り出すときにパン以外に触れない
• 温度が下がる前には火災の原因となる布を被せない

これらは意識する必要があります。

特に、後者の「布」は埃対策で被せておきたい…と感じる人が多いです。しかし火災の危険があるため、なるべくなら「蓋付きのポップアップトースター」を選んでください。

具材たっぷりのピザや惣菜パンを温め直して食べたい時に、ポップアップトースターでは対応できません。

この場合、オーブントースターの購入を提言しますが、ポップアップトースターも所持している状態なら使い分けが可能になります。

• 普段はポップアップトースターで素早くトースト
• オーブントースターは調理用やピザ・ロールパン用として運用

このように、ポップアップトースターの素早さを活かした使い分けがおすすめです。

ポップアップトースターの掃除方法は以下の通りです。

1. まず内部をブラシで掃除し、パンくず・ホコリ類を落とす。
2. 新聞紙・チラシなどを下に敷き、本体を逆さにして軽く振り、残ったパンくずを落とす。
   （パンくずトレイありならトレイを引き出す）

電熱部分も掃除したいなら、PCパーツのメンテナンスで使われるエアダスターがおすすめ。水洗い・拭き掃除ができない部分なので、空気を吹き付けて汚れ落としするのが最適です。

注意点としてエアダスターは必ず無害のものを選び、噴射後はガスが抜けるまで通電させないようにしましょう。ガスが残った状態で通電させると火災が起こる危険性があります。

ポップアップトースターの寿命は7年くらいです。機能が多く、使用頻度の多いオーブントースターで5～6年と言われていますが、それよりもシンプル機能なポップアップトースターの方が少しだけ寿命が長いです。

定期的なお手入れを怠っていた場合や、使用頻度がかなり高くて老朽化が激しい場合には、7年以下で故障する可能性もあります。メーカーによる寿命の違いはないので、どれを選んでも同じですが、使い方によっては寿命が短くなるという点を押さえておきましょう。

ポップアップトースターは温度設定も不要で、スロットにパンを入れてレバーを引き下げるだけで簡単に美味しいトーストが焼けます。焼き上がると自動でストップするので、焼きすぎて焦がすこともありません。美味しいトーストが食べたい方はぜひチェックしてみてください。

他にもトースターに関する記事がありますのでぜひ参考にしてくださいね。