トースターで作れるクッキーを紹介｜簡単サクサククッキーの焼き方【温度も紹介】

自宅で美味しいクッキーを焼きたいけれど、「本格的なオーブンやお菓子用キッチンツールがない」「時間がないから難しい」そんな理由であきらめている人はいませんか。実は、クッキーはパン用のオーブントースターでも簡単に手作りできます。

美味しいチョコチップクッキーやアイスボックスクッキーなどを、パンを焼くように短時間で焼けたら嬉しいですよね。休日にお子さんと作るのもおすすめです。お家で簡単に美味しいサクサクのクッキーを味わいましょう。

今回は、トースターでクッキーを焼きたい方に向けて、適切な温度・ワット数や時短クッキーから、おすすめのオーブントースターまで詳しくご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。

クッキーを焼くときに必要な温度は180度〜200度程度で、ワット数にすると1000W程度になります。低価格のトースターは温度切り替えがなく、高温でパンやお餅を焼く用途の商品が多く見られますが、クッキー作りについても問題なく使用できます。

シンプルなトースターには細かい温度設定がなく、庫内の温度を一定に保つセンサーも付いていません。このためヒーターが近い部分は焦げやすくなってしまいます。

トースターでクッキーを焼く際は、生地をヒーターから均一の距離になるように並べるのがポイントです。また、すぐに焼けるので、トースターのそばを離れず、焼き加減を見張りましょう。

トースターがあれば何もいらないお手軽なサクサククッキーです。ビニール袋で材料を混ぜるだけなのでとっても簡単です。忙しい方もティータイムに一手間かければ、美味しい手作りクッキーが味わえます。

粉類とバターを混ぜてひとかたまりにし、形を作って焼き上げます。焼くときに焦げないようアルミホイルを被せて調節するのがコツです。出来上がりはかなりやわらかいですが、冷めたら固くなるのでしばらく待ちましょう。

サクサクの食感はバターの量がポイントとなります。薄力粉：バター＝2：1がいいとされており、バターが少なくなるとカリカリしてくるので、好みで調節してください。卵なしで作れるのも魅力です。

しっとりクッキーを焼く際は、生地の水分量を増やすのがポイントです。生地は緩めになるので、中までしっかり火を通すように注意しましょう。上記のさくさくクッキーに、卵を加えた生地を作ります。

最初にバターと砂糖と卵をしっかり混ぜ合わせておくのがコツです。そこへ粉を投入して一かたまりにしたら、冷蔵庫でしばらく寝かすと生地が良く混ざりあいます。

水分の多い生地は表面だけ焦げないよう、アルミホイルで火加減を調節します。火力の切り替えができる場合は、低温の600W程度でじっくり焼きましょう。

上記のしっとりクッキーに紅茶の茶葉やチョコチップを混ぜて、スプーンを使い天板に生地を並べていきます。しっとりクッキーは生地が緩く、焼いている途中かなり広がるため、間隔を広めにとるのがポイントです。

焼き方は600Wの160度で15分程度です。1,000Wのトースターは表面に焼き色が付いたら、アルミホイルを被せて温度調節しましょう。クッキーに具材をプラスする際は、水分量が多いと生地全体が混ぜ合わせやすく、下ごしらえは短時間で済みます。

冷蔵庫でしっかり冷やし固めれば、生地がカットしやすくなるアイスボックスクッキーになります。しっとりクッキーの応用としてチェックしてください。

しっとりクッキー同様、バター・砂糖・卵をしっかり混ぜるのがコツです。固形・粉・液体とそれぞれ違う形状なので混ざりにくいですが、ここをしっかりしておけば美味しくできあがります。生地を冷蔵庫で冷やし固めるのも大切なポイントです。カットのしやすさや味のなじみが変わります。

生地半分にココアを混ぜ込み、白・黒の市松模様にしているレシピが多いですが、渦巻きにしたり、パンダにしたりと面白いデザインを作ってみるのもおすすめです。

生姜とはちみつを入れたピリッとスパイシーなジンジャークッキー。バターではなくサラダ油を使うので、さっぱりした風味に仕上がります。

生姜だけではなく、自分好みのスパイスを混ぜるのもおすすめです。シナモン・クローブ・ナツメグなど余っているスパイスを調合してみましょう。なければ普通のコショーでもピリリとした味に仕上がります。

バターの代わりにサラダ油を材料に使用すれば、よりさっぱりした仕上がりのクッキーを楽しめます。バターよりも風味は劣りますが、チョコや紅茶の茶葉などを生地に混ぜ込めばとても美味しいクッキーに仕上がります。ヘルシーなクッキーを楽しみたい方はぜひ試してみてください。

小麦粉の代わりにオートミールを使用します。ダイエット中でお菓子を我慢しているけど今日は食べたい日におすすめです。オートミールが苦手な方もココアの味で食べやすくなります。小麦粉よりもカロリーも抑えられる上に、食物繊維も豊富です。ザクザクとした食感が楽しいクッキーに仕上がります。

短時間でクッキーを作る際に便利な、代わりになる材料を紹介します。

ホットケーキミックスは、薄力粉・砂糖・バニラエッセンスが合わさる便利な粉です。ふるいにかける必要がなく、ケーキなどでもそのまま使えます。

クッキー作りでは粉は振るわなくていいとしているレシピが多くありますが、よりふんわり仕上げたいならホットケーキミックスがおすすめです。卵・バターと混ぜるだけで生地作りが完了するので、忙しい方には使いやすく、トースターでのお手軽クッキーに最適の材料です。

クッキーのレシピではバターがよく出てきますが、サラダ油で代用できます。仕上がりはさっぱりした味になるので、好みにより油を使い分けるのもおすすめです。ジンジャークッキーではサラダ油を指定しているレシピが多く見られます。

サラダ油は液体なので粉と混ざりやすいですが、生地全体がやわらかくなりすぎる場合もあります。切りにくい場合は冷蔵庫でしばらく冷やすと、ちょうどいい固さになるのでカットしやすくなりますよ。

シンプルなトースターでも簡単に美味しいクッキーを焼けられます。クッキーは下ごしらえが簡単で特別な材料は必要ないお菓子です。材料の調整次第で自分好みのクッキーも作れるので、いつものティータイムや食後に、手持ちのトースターを使って手早く作ってみましょう。